手のしびれ

手のしびれ キャッチ

肩から腕と手がしびれる!

頚椎ヘルニアや頚椎症などにより、頚椎から出ている神経が圧迫を受けると “手のしびれ” がおこることがあります。多くは片側に起こりますが、両側のこともあります。

その他、手のしびれには、胸郭出口症候群や手根管症候群、肘部管症候群などがあります。

また、神経の圧迫が原因ではなく、脳疾患によるもの、糖尿病や膠原病などのように末梢の血液循環の悪るさが原因で起こる場合もあります。

頚椎の圧迫によるしびれかをチェック

頚椎と頚椎の間が狭くなることによって神経を圧迫してしびれや痛みが現れることがあります。

症状が現れる特徴

次の動きをしたときに症状の悪化がみられるようでしたら、椎間孔(ついかんこう)〔椎骨と椎骨の間で神経の通り道となっている孔(あな)〕が狭くなり神経を圧迫している可能性があります。

首の検査イラスト
  1. 上を向いたとき
  2. 症状の出ている側へ回旋したとき(振り向いたとき)
  3. 症状の出ている側へ側屈したとき(首をかしげたとき)
  4. 症状の出ている側へ 側屈→回旋→上を向く
  5. 顎を引く動作、うつむいたとき
  6. 肩をすくめたとき

☆一方、症状が出ていない側に首を動かしたときにしびれや痛みが悪化する場合は、原因は、椎間孔の狭小ではなく、筋肉の緊張・拘縮や関節炎、胸郭出口症候群である可能性があります。炎症した筋肉や関節が引き伸ばされた結果、症状が強くなるのです。

椎間孔が狭くなってしまう原因は、頸椎症・関節炎・骨棘などの骨の変形・外傷による頚椎損傷・椎間板膨張・椎間板ヘルニア 頚部筋肉の緊張 などがあります。

入浴中しびれが強くなる

お風呂に入ると体が温まり血液の循環もよくなるので筋肉の緊張がとれ体はリラックス状態になります。ですので、しびれの症状も改善されるだろうと思うのですが、人によっては入浴によってよけいにしびれが強くなることがあります。

入浴⇒温浴効果⇒炎症増強⇒しびれ増強 と考えがちですが、実は、湯船につかっているときは別の原因があるのです。詳しくは → 入浴 手のしびれ

頚椎症性神経根症(けいついしょうせいしんけいこんしょう)

頚椎症には末梢神経が圧迫されておこる「①神経根症」と脊髄が圧迫されて起こる「②脊髄症」の2種類があります。

①神経根症は末梢神経が圧迫を受けているものをいいます。

②脊髄症の場合は、中枢が障害を受けるので、首が圧迫されているのにもかかわらず、足にまでシビレが出てきたり、排尿障害(排尿困難)や便秘などの膀胱直腸障害を併発する場合があるので注意が必要です。まず精密検査を受けるようにしてください。

ここでは、末梢神経が圧迫を受けている頚椎症性神経根症を下記へまとめておきますので参考にしてください。

首が向き難い

(腕)手のしびれが出ている側に顔を向けると症状が悪化します。これは、頚椎症(けいついしょう)によるに神経根症(しんけいこんしょう)を起こしているためです。

神経根症とは、なんらかの原因によっ て、頚椎が末梢神経(まっしょうしんけい)を圧迫してしびれや痛みなどの症状を現している状態をさします。

末梢神経性の場合、その神経を圧迫している場所によって症状の出る部位はだいたい決まっています。 これは、その神経の支配領域が決まっているからです。

各神経根症の症状が現れる部位

第5神経根神経障害

〔第5神経根〕
首の横から肩にかけてと、肩甲骨の内側。

第6神経根神経障害

〔第6神経根〕
肩から腕の外側、親指と人差し指にかけて、と肩甲骨の内側。

第7神経根神経障害

〔第7神経根〕
腕の後外側から、中指を中心に人差し指と薬指の内側。

第8神経根神経障害

〔第8神経根〕
腕の内側から、薬指や小指にかけてと、肩甲骨の上。

※首の椎間板ヘルニアによって起こる場合も、ヘルニアが神経を圧迫している部位と症状の出る部位は上と同じです。

肩が下がる

右肩が下がるイラスト

椎間孔の神経の圧迫を避けるために肩を下に下げようとする場合や、手、腕のしびれによって筋力が弱くなることにより、肩から腕を持ち上げる力も弱くなり肩が下がってくることがあります。このころは、肩ひもなどが落ちやすくなります。

首を傾ける

神経の圧迫を避けるために首を反対側へ傾けている場合があります。

その他の手のしびれ

胸郭出口症候群(きょうかくでぐちしょうこうぐん)

首(頚椎)や脳に異常がなく、手がしびれる場合、斜角筋や小胸筋などで圧迫して起こるのが胸郭出口症候群が原因かもしれません。

首の動きよりも、「手を上げるとしびれる」「手の血色が悪く、白くなったり、静脈が浮き出て青紫になったり」などのように腕や肩の動きによって悪化する場合や色が変わる場合、また、肩をすくめると楽になる場合は、胸郭出口の異常を疑います。

胸郭出口症候群により起こる手のしびれはこちら >>

手根管症候群(しゅこんかんしょうこうぐん)

手がしびれる病気といえば、『手根管症候群』が有名ですが、この病気は手首にある手根管という組織が硬く縮み、その中を通る正中神経などの神経を圧迫するために起こります。よって、症状の特徴は、首の動きとは無関係で、手のひら(親指から薬指の内側まで)がしびれ、手首を屈するをシビレが増強します

肘部管症候群(ちゅうぶかんしょうこうぐん)

手の小指や薬指にシビレがあらわれ、首や胸郭出口付近による神経が原因でない場合は、『肘部管症候群』が考えられます。これは、肘の内側〔上腕骨内上顆(じょうわんこつないじょうか)〕のところで神経を圧迫して起こります。 肘の内側をぶつけて、小指にビ~ン!としびれが走った経験がある人も多いと思いますが、まさに、そこが狭くなってしまうために起こります。進行すると麻痺を起こします。

ストレス

ストレスによる手のしびれ

二日酔い

アルコールが肝臓で分解されるときに生成されるアセトアルデヒド(毒性がある)によって末梢血管が収縮されて血行不良を起こすので手足がしびれることがあります。

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